夏の高島市へプチ旅してきました。
滋賀県高島市は、琵琶湖の西岸にある町。２０２３年７月２３日、いやしのイベントがあるというので、お出かけしてきました！
京都発。びわこを眺めて約４０分の鉄道旅
今回下車する「安曇川駅」は、京都駅からJR湖西線新快速に乗って42分。大津京駅を過ぎたあたりからは、右側の車窓にさわやかな琵琶湖を臨みつつ田舎町を進みます。湖西線は本数が少ないので、事前の時刻表チェックは必須。
梅雨明けした最初の日曜日だけあって、車窓はいかにも夏休みの風景。朝の琵琶湖はぴかぴか輝き、ときどき湖水浴を楽しむ家族連れの姿も見えました。なんかすでにちょっと癒されてる。
絶景カフェでランチ
安曇川駅で友達と再会。まずは近況を語り合おうと、カフェ「ルヴァン」へ。
湖の中の鳥居が有名な「白髭神社」近くです。近江牛のハンバーグや、地元のこだわり食材を使ったハンバーガーが名物なのですが、なにより大きな窓からの琵琶湖ビューがいい。ウッド調の明るい店内はくつろぎの雰囲気で、店員さんも優しかった。ドリンクのこだわりを聞いたら、全種類ばばっと説明してくれました。メニューへの愛情が伝わってきます。
窓際の席で、人がいっぱい乗ったボートやジェットスキーを楽しむ人たちを見ながら、ハンバーガーを味わいます。
店を出るときには満席になっていました。人気店ですね。
たかしま癒しフェスでリラクゼーション
いよいよ今回の旅の目玉、「第３回たかしま癒しフェス」を行っている「パン＆ケーキ・カフェ Famille（ふぁみーゆ）」さんへと移動。
田んぼを切り裂くような小道を入っていくので、場所はちょっとわかりづらいです。
お昼１時すぎに到着したので、南中の太陽からの日差しはMAX！
田んぼの真ん前に、「Famille」さん併設の「百鈴」という古民家を改装したイベント会場があります。中ではスタッフと思しき人たちが来場者と歓談しており、のんびりした感じで開催中でした。奥は広々とした土間にダイニングテーブルがふたつあって、自由に休憩したり、隣のFamilleさんからドリンクをオーダーしたりできます。
冷房なしで扇風機がまわっているだけなのに、不思議なことに涼しい。風が通り抜けていて気持ちいい。開け放した木戸の外は明るい陽射しの中風にそよぐ青い稲。トトロにでてくるおばあちゃんちの気持ちよさって、きっとこんな感じ・・・。お昼寝したくなってきたぞ。
イベント内容は、「タロット占い」「フォト占い」「宿命判断」などの占い系と、クラフト販売（今回は布小物のみだった）、無農薬野菜販売、そして奥の部屋では「タイ古式マッサージ」「ロミロミハンドマッサージ」「動物の声を聴くセラピー」が行われていました。
私たちは「タイ古式マッサージ」を事前予約済み♪人気で、予約枠は早々に埋まったようです。当日申し込みはタイミングが良ければ受け付けてもらえた模様。
ミステリアスにタロット占い
予約時間までの間、タロット占いブースへ行ってみた。言い値でやってくれるというので、かえってとまどう。１０００円でと思っていたので、あんまり詳しいものを選ぶのも悪いと思い、カジュアル占いというのを選択しました。
過度にスピリチュアルな考え方に警戒心を抱くほうですが、タロットって古い物語にもよく登場する歴史のあるものだし、一回やってみたかった。オペラ「カルメン」で、タロット占いするシーンがあったよね。「また、死だ・・・また、死だ・・・」と破滅を予言する歌詞がミステリアス。
６枚のカードを選んだら、それが過去現在未来。現状を受け入れて視野を広げると、幸せになれるというお告げをいただきましたよ。こわいカードが出なくてよかった。
ほかにも３種類のカードを選ばせてもらい、「水」ふれることで、自分の迷いや不安を断ち切れるとか、ラッキーカラーのブルーとゴールドを身に着ければいいとかアドバイスもらいました。
痛くなーい！タイ古式マッサージでゆるみまくり
そしてタイ古式マッサージ。こちらも私は初。米原市の「縫 uturoi spa」さんの女性スタッフによる施術です。シンキングボウル音浴ありの２５分３０００円のコースをお願いしました。
仰向けに横たわって、顔にタオルをかけられると、腕、手、肩、頭の指圧を受けます。時々体の周りでシンキングボウルが奏でられ、鎮静効果抜群。心地よいアルファ波に身を任せると、気が遠くなってゆきますよ・・・
シンキングボウルには宇宙を感じる響きがあると思っているので、このまま宇宙空間を無重力で陶酔できるかと期待しましたが、今回はお隣でロミロミハンドマッサージを受けている男性とスタッフさんのほほえましい会話だとか、動物の声を聴くセラピーがどうやら動画を見ながら行っている音だとかがちょいちょい聞こえてきて、宇宙にはいけませんでした。それもまた和む。
ふわふわした頭で施術終了。頭と肩がめっちゃ軽くなりました。テーブルでほこほこ休憩していると、「だいぶゆるんで戻ってきはりましたね（笑）」とほかの参加者に微笑まれたり、なんかもうすべてがハートフルでした。
高島グルメいろいろ
familleさんでヴィーガンのパンやスコーンを買い求めたあと「たかしま癒しフェス」を辞して、最後に高島名物のお買い物へ。地元の人の案内があるって、本当に心強い。外しようのないおいしいものを買ってきたので、あとは写真でご案内しますね。
暑い中、案内してくれた友人に感謝。ほっこりした大人の夏休みを過ごせましたよ。
